EPAフィリピン第15陣訪日後研修 レポート

2024/02/09

2023年7月より実施した令和5年度看護師・介護福祉士候補者日本語研修事業(日比経済連携協定に基づく看護師・介護福祉士候補者受入研修事業)が2023年12月末に無事終了しました。研修の様子をご紹介します。

今年度の研修は新型コロナウイルス感染症の分類が「5類感染症」に移行されたあとの研修となりましたが、基本的な感染症対策に留意して研修を行いました。

来日直後の7月上旬は七夕の時期です。アークアカデミーのスタッフが七夕について説明し、候補者は日本文化体験のひとつとして、願い事を短冊に書いて飾りました。みなそれぞれに国家試験のことや家族の健康などについて願い事を書きました。夢と希望にあふれた、研修のスタートになりました。

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年間を通して温暖な気候のフィリピンから来日した候補者たちのために、一般社団法人フィリピン協会が冬服を寄付してくださいました。冬服配布会は大変盛況でした。衣服を選べる時間に制限があり、もらえる衣服の点数も決まっていたため、候補者はお気に入りの服を真剣に選んでいる様子でした。

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研修期間中、研修所の近くで地域振興フェスタがあり、プログラムの一つのカラオケ大会に候補者有志が2名出場しました。出場する候補者は授業後の自由時間でJ-POPの歌を練習し、出場しない候補者も応援うちわを作って、ドキドキで本番を迎えました。出場の結果、1名が見事準優勝しました。応援する候補者たちの盛り上げはすさまじく、地域の方々も大盛り上がりのイベントとなりました。

研修修了日の12月26日、成果発表会・修了式をオンラインで行いました。成果発表会では、候補者が研修期間中に学んだ介護・看護の声かけ実演の様子を事前にビデオ撮影したものを用いて、クラスごとに発表を行いました。どのクラスも研修開始時よりスムーズに日本語での声かけができるようになり、6ヶ月の学習成果とともに、就労を目前とした意識の高まりが感じられました。続いて行われた修了式では、代表の候補者の熱意溢れるあいさつとともに6か月の研修を締めくくりました。

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翌日より、候補者たちは全国の病院、施設で就労を開始しました。研修期間で身に着けた日本語、専門の知識を使って、これから日本の社会で輝いてくれることを願います。