長期コース

  • 予算・ニーズに合わせた
    レッスンプランのご提案

    弊社は平成22年度、23年度および25年度に日比経済連携協定に基づく看護師・介護福祉士候補者・受入研修事業を、平成24年度から6期連続で「日越経済連携協定(EPA)に基づくベトナム人看護師・介護福祉士候補者に対する訪日前日本語研修事業」を外務省より受託しており、一般日本語教育だけではなく、介護・看護分野の日本語教育においても豊富な経験を持っています。

    貴施設・貴院に在籍されている外国籍スタッフの方の学習予定期間や到達目標を事前にヒアリング。専任講師がご予算やニーズに合わせたオリジナルレッスンプランをご提案します。

    訪日前研修・訪日後研修の一連の流れと介護・看護の専門日本語を熟知した弊社と、介護・看護の専門日本語教授経験を持つ講師だからこそ、学習者様の日本語力を確実に伸ばします。

  • 介護・看護の現場で必要な日本語の習得

    介護・看護の現場で求められる日本語力は、施設・病院によって様々です。学習者様の日本語能力(読む・書く・聞く・話す)のブラッシュアップから、日本語能力試験対策、施設・病院のスタッフの方や利用者様・患者様・ご家族とのコミュニケーション能力の向上、現場で必要となる専門語彙・漢字の習得、介護日誌・看護記録を読み・書くための読解・作文能力など、ニーズに応じた日本語力を着実に身につけるレッスンをご提案します。介護・看護の現場で必要とされる日本語能力向上を、確実にサポートします。

  • 学習者様の研修経過をご報告

    ご要望に応じて、テストや自宅課題などをご用意いたします。課題やテストの成績にて習熟度をご覧いただけます。数値に表しづらい会話力なども、講師からの所見を通して学習進捗の可視化を行い、今後の課題を明確にし、貴施設・貴院へご報告いたします。

  • レッスン形態

    • 介護施設・病院向け日本語研修プログラム

    • 介護施設・病院向け日本語研修プログラム

    グループレッスン 貴施設・貴院で行う2名以上のレッスンです。
    プライベートレッスン 1対1で行うプライベート形式のレッスンです。

    ※レッスン場所は貴施設・貴院会議室等になります。講師が直接お伺いします。

  • レッスン例

    例1:グループレッスン

    レベル 初中級 人数 2名 期間 2h×週1(27か月)
    目的 介護現場で必要とされる日本語力を向上させる。介護福祉国家試験に向け、語彙(含む漢字)や表現、また読解力を身につける。一般的な日本語力を向上させるため、JLPT(日本語能力試験)N2レベルの語彙や文法を身につける。

    例2:プライベートレッスン

    レベル 初中級 人数 2名 期間 1.5h×隔週(11か月)
    目的 JLPT(日本語能力試験)N2合格を目指し、語彙力、文法力の強化をはかる。
    授業例 月曜日
    10:00-10:45 JLPT(日本語能力試験)N2対策(語彙・文法強化)
    10:45-11:30 聴解・会話

    例3:グループレッスン

    レベル 中級 人数 4名 期間 2h×隔週(19か月)
    目的 介護施設内の利用者に対して日本語で適切に対応できる力を身につける。介護施設内の日本人職員との円滑なコミュニケーションができる力を身につける。中上級レベル(JLPT(日本語能力試験)N2)の漢字の読み書きをマスターする

    例4:グループレッスン

    レベル 初級 人数 2名 期間 1.5h×16回(9か月)
    目的 一般的な日本語力を向上させるため、JLPT(日本語能力試験)N3レベルの語彙・文法・読解力を身につける。介護日誌を書くための記述力を身につける。

    例5:プライベートレッスン

    レベル 中上級 人数 1 人 期間 1.5h×20回(9か月)
    目的 総合的な日本語力を向上させるため、JLPT(日本語能力試験)N1レベルの文法・読解力を身につける。
  • 担当講師の声

    講師A:

    私が担当しているのは、EPA介護福祉士候補者のセミプライベートレッスンです。レッスン開始時には日本語能力試験N3に合格していましたし、訪日前後の研修でしっかり勉強する習慣は身についていました。

    施設からのご要望は、施設内での円滑なコミュニケーションと日本語能力試験N2合格でしたが、初めて学習者に会った時、基礎力は十分あると感じました。ただ、語彙量が少なかったので、授業内で類義語・反意語等を確認し、関連付けて語彙数を増やすように指導しました。また、例文を作ってもらうなどしてフォローを行い、運用力をアップしていきました。 読解は苦手としていましたが、その原因も、語彙数が少ないので、言い換え問題ができないこと、問題演習の数をこなしていないので、読むスピードが遅いことでした。語彙量を増やしつつ練習を重ねることで、限られた時間で解くときに、キーワードを探し当てたり、キーセンテンスを見つけたりすることもできるようになりました。

    レッスン開始から半年ぐらい経ちますが、施設の方からは、日本語に関しての問題はほとんどないと嬉しいお言葉をいただいています。ただ、方言の聞き取りができなかったり、日本人の名前を聞き間違えたり(例えば、トミさんとトメさん)することがあるようですが、これは時間が解決してくれると思っています。

     

     

    講師B:

    私が担当したのは、EPA介護福祉士候補者のセミプライベートレッスンでした。

    施設に配属されてから、介護福祉士国家試験の受験まで期間が空くので、身につけた日本語を忘れてしまわないように漢字の読み書きを中心としたレッスンを行いました。毎回テストを実施し、確実に覚えるようにしました。

    国家試験の読解問題を使い、介護に関する基本的な語彙や表現を学習しました。初級・中級問題(外国人学習者用にやさしく書き直したもの)から始めましたが、漢字学習で専門語彙を身につけていたので、すぐに上級問題(問題文自体は実際の試験のまま)に移ることができました。国家試験をスピーディーに読み解くため、日本語の構造に注目したり、読みとるポイントを確認したり、日本語教師の立場からフォローすることができたと思います。

    その他、施設内での仕事や生活を念頭に、総合的な日本語力をつけるため、日本語のテキストを使って学習もしました。適宜国家試験の問題も宿題として課し、わからないことは施設の方に聞くなど自分で解決する力も身につけるようにしました。

    日本語力が向上してからは、高齢者や介護に関する新聞記事を読みながら、実際に使われている語彙や表現を覚え、記事の要約をしたり、社会問題についてディスカッションしたりしました。そのような実践的な学習を積み重ねた結果、レッスン期間中に日本語能力試験N2に合格できました。

    訪日後研修で授業を担当した経験もあるため、学習者の様子を把握できているのも役立ちました。自宅学習のペースが乱れた時など、モチベーションを向上させるためのフォローが速やかにできたと思います。

  • 料金

    介護施設・病院向け日本語レッスンの授業料は、レッスン期間(回数)、人数、レベルによって異なります。お見積りをご希望の方は、お問い合わせボタンよりご連絡くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。

     

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