EPAフィリピン17陣訪日後研修 レポート

2026/01/29

2025年6月より実施していた令和7年度看護師・介護福祉士日本語研修事業(日比経済連携協定に基づく看護師・介護福祉士候補者受入研修事業)が12月4日に無事終了しました。研修の様子をご紹介します。

日本の食事に少しずつ慣れてきた頃、候補者たちはふるさとの味が恋しくなります。そんな候補者たちのために、この日はフィリピン料理が提供されました。(写真は「チキンアドボ」)

久しぶりに味わう母国の料理に、食堂は笑顔と歓声でいっぱいに。おなかいっぱい食べたあと、「ありがとうございました!」と食堂の方に元気よくお礼を伝える姿に、私たちの心も温かくなりました。

こちらは授業の様子です。

職場適応研修の一環として、看護・介護の現場で使用される、自分の気持ちを表す手話や、自己紹介の手話も学びました。

「入職後は、ろう者の利用者さんや患者さんとも上手にコミュニケーションをとれるようになりたい」と、多くの候補者が意欲的に取り組みました。

コミュニケーション能力が高く明るいフィリピン人の候補者たちは、学んだ手話をすぐに仲間同士の会話にも取り入れていました。

その前向きな姿はとても頼もしく感じられました。


(笑顔で“I love you”の手話を使う候補者たち)

またこちらは、職場適応研修にて、病院・介護施設等で行われるレクリエーションを体験している様子。風船を使い、座ったままでのバレーボールを行いました。候補者は利用者の目線に立って参加し、現場での活躍が楽しみになる、学びの時間となりました。

そして研修最終日の12月4日、成果発表会および修了式を実施しました。

成果発表会では、候補者が研修期間中に学んだ介護・看護の声かけをクラスごとに実演し、その様子を収録したビデオを鑑賞して研修全体を振り返りました。どのクラスも、研修開始時と比べて発音が格段に聞き取りやすくなり、落ち着いた正確な声かけができていました。候補者一人ひとりの優しさや明るさが伝わる介助の様子から、6か月間の努力と成長を感じることができる発表となりました。

続いて行われた修了式では、代表の候補者による就労に向けた決意あふれるあいさつがあり、6か月間の訪日後研修を無事に締めくくりました。

就労を開始した候補者たちが、本研修で身に付けた日本語力や専門知識を生かし、日本の社会の中でいきいきと活躍してくれることを、心より願っています。